内田陽子の包括的BPSDケアシステム®

 ◆ mikaruに掲載されました。

   認知症ケアに役立つ製品開発・活動に注力するグループとして、mikaruに掲載されました。

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 ◆ 日本エンドオブライフケア学会 第6回学術集会が行われました。


  




2020年から2022年度の3年間の下田工業との共同研究> 

<教育活動の実績>
1. 看護師に対する包括的BPSDケアシステム® を使った教育指導 
研修名:看護学生実習指導者講習会2021年・20227
【研修名:認知症対応力向上研修】20228

2. 大学における包括的BPSDケアシステム®を使った教育指導
【医学研究実習】医学生
具体的方法:包括的BPSDケアシステム®の教育教材の動画作成、アクションプラン立案
【高齢者看護関連・選択科目】看護学生
具体的方法:システムを使って退院計画を立案
【老年看護学実習】看護学生
具体的方法:包括的BPSDケアシステム®の教育教材をつかってのアクションプラン作成

3.卒業研究
【包括的BPSDケアシステム®の改良点の検討】について看護学生がまとめた。
20236IAGG国際学会にて発表予定


<研究活動の実績>
1. 学術論文
1)      内田陽子、田島玲子、品田咲紀、他、電子版包括的BPSDケアシステム実施による
  在宅認知症高齢者のBPSD評価、日本遠隔医療学会雑誌、181)、23-282022.

2)      内田陽子、田島玲子、中村映見佳、高梨礼菜、小沼沙妃、瀧澤清美.包括的BPSD
  アシステム®
の電子版を導入した訪問看護6事例のケーススタディ,認知症ケア研究誌,
  51-72021

3)      内田陽子、中島都、小野章夫、瀧澤清美,入院患者に対する包括的BPSDケアシス
  テム®
の電子版を導入した4事例:新型コロナウィルス感染症流行のなかでの遠隔アク
  ションプランの発信,日本遠隔医療学会雑誌,第17巻第1号,18-232021.

4)      内田陽子、大河原美幸、中里貴江.訪問看護の利用者に対する電子版の包括的BPSD
  ケアシステム®
を導入した2症例,群馬保健学研究,41巻,36-412021.
5)      小池彩乃、内田陽子、鈴木峰子、津金澤理恵子.重度のBPSDをもつ患者に対する
  アクションプランー包括的BPSDケアシステム®の実践研究―,北関東医学,702),131-
  141
2020

6)      内田陽子、小山晶子、岩澤史織、中村希里、清水みどり、松井彩花、井上裕美子、
  佐々木菜生、河端裕美、瀧澤清美、髙橋陽子.病院患者への包括的BPSDケアシステム®
  の有効性,認知症ケア研究誌,412-182020

7)      内田恵美子、福田由紀子、島内節、内田陽子、他、病院における認知症者の退院時
  連携と在宅ケアプラン連動への諸問題の検討、日本認知症ケア学会誌、204)、584-
  549.2022.
*包括的BPSDケアシステム評価票を使用した研究


2. 学会発表等
1)日本エンドオブライフケア学会第5回学術集会:田島玲子 2022102
  一般演題「BPSDに着目した在宅重度認知症高齢者の緩和ケア」優秀演題候補
  *包括的BPSDケアシステム®の電子版を使った事例報告
2)日本エンドオブライフケア学会第5回学術集会:小川千夏、内田陽子、田島玲子、他、
  20221012日 示説「在宅高齢者に対する電子版包括的BPSDケアシステム導入後
  のBPSDの変化と悪化要因」

3)日本老年医学会第64回学術集会:シンポジスト内田陽子 202263
  包括的BPSDケアシステム®での効果的な介入、シンポジウム20どうする?ケアチーム
  による入院患者の認知症・せん妄対策、p562022.

4) 日本認知症ケア学会第23回大会WEB開催:内田陽子ら 2022618日から930日 
  示説「在宅認知症高齢者に対する包括的BPSDケアシステム®
の電子版の有効性―
  地域包括ケアシステムのなかでの運用-」

5) 日本エンドオブライフケア学会第5回学術集会:内田陽子 2022101
   指定講演:「BPSDのプログラム」で包括的BPSDケアシステム®を紹介
6)ぐんま認知症アカデミー冬の研修会:内田陽子 2022124

  講演「電子版の包括的ケアシステム®の事例効果」
7)群馬大学看護発第2回講演会:内田陽子 202291
  講演「電子版の包括的ケアシステム®の事例効果」
8)日本認知症ケア学会第22回大会WEB開催:内田陽子、田島玲子、大河原美幸、他、2021
  
65日から95日、示説「訪問看護師を支援する包括的BPSDケアシステム®の電
  子版」*石﨑賞受賞

9)ぐんま認知症アカデミー秋の研修会:内田陽子 2020126
  講演「電子版包括的ケアシステム®の開発と社会実装」
10)日本エンドオブライフケア学会第4回学術集会 共催セミナー2(下田工業株式会社)
  田島玲子、内田陽子、2021918日「コロナ禍においても認知症ケアを支援する包括
  的BPSDケアシステム®の電子版」

3.著書
1) 内田陽子、認知症plus行動・心理症状のケア、日本看護協会出版社、2022
  p52-60.包括的BPSDケアシステム®を紹介)

<その他の活動>
1.商業等の雑誌・WEB・広報活動
1)包括的BPSDケアシステム®による対応、内田陽子、認知症の最新医療、特集BPSDに対
  するケアの最前線、104)、フジメディカル出版、p176-1802020.

2)内田陽子出演、オピニオン「認知症ケアの転換-包括的BPSDケアシステム®の紹介」、
  群馬ビジネスジャーナル、群馬テレビ、20201127日放送

3)内田陽子、ディアケア】認知症患者への具体的看護ケアの実際
  
https://www.almediaweb.jp/dementia-top/dementia-002/
   動画の中で包括的BPSDケアシステム®を一部紹介.2022.
4)内田陽子、瀧澤清美、包括的BPSDケアシステムの電子版とは?学研の情報サイト健
  達ネット、202227日公開、 https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/

【総括】2020年から2023年は世界的なCOVIT-19流行において電子版包括的BPSDケアシス
  テム®を開発、病院、訪問看護ステーション、地域包括ケアシステムでシステムを使
  っての事例効果を明らかにした。一方で、WEBによる実習や研修が求められ、本シス
  テムによる一度に多くの受講生・学生への指導が可能になり、教育におけるシステム
  の活用は有益だと考えた。高齢化や認知症高齢者の増加は世界的な課題であり、多言
  語化対応をすることで世界にもシステムを発信する必要がある。





 ◆ 新聞に掲載されました。

   地方新聞に内田陽子からのBPSDのケアについての知見が掲載されました。

     詳しくはこちらをご覧ください    →   こちら




 ◆ CEATEC2022 幕張メッセで展示

   




 ◆ 情報サイトに紹介されました。

 「学研の情報サイト 健達ねっと 専門家から学ぶ 達人シリーズ」で内田陽子が紹介されました。また、認知症ケアの新しい形《包括的BPSDケアシステムの電子版とは?》について、インタビューを地域診療情報連携協議会瀧澤清美さんと共に受けました。公開日2022年2月17日

  詳しくはこちら ⇒  https://www.mcsg.co.jp/kentatsu/




  ◆ 群馬大学広報誌に内田陽子の研究紹介掲載




 ◆ 包括的BPDSケアシステム®の電子版商品化できました。





  2021年1月25日HP掲載

 「包括的BPSDケアシステム® の電子版」のご紹介

  

  詳細はこちらをご覧ください  


  「包括的BPSケアシステム🄬の電子版」ご紹介PDF






包括的
BPSDケアシステム®とは、

「認知症の対象者(BPSDをもつ者含む)に対して

包括的にアセスメント、

ケア項目、アウトカム評価をひとつにしたシステム」1)

1)内田陽子、包括的BPSDケアシステムの開発、認知症ケア研究誌2:17-26,2018
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdcr/2/0/2_17/_pdf/-char/ja



包括的BPSDケアシステム®は商標登録ずみ(商標2019-107047)出願者:内田陽子





<システムの使用方法:図参照>
手順1:現在の状態と2回目の状態をアセスメントし、番号を記入する

*アウトカムとは、

  2時点の認知症者の状態の変化(ケアした結果)」である

1.評価する期間・日付を設定してください

 (例:101日、121日)

2.1の日付時点(1回目)の対象者を観察して、該当するアセスメント番号を記入してください

3.2回目の状態の番号を記入してください




手順2:1回目と2回目の番号を比較し、アウトカムを判定する

*アウトカムとは、「2時点の認知症者の状態の変化」である

 <2時点の番号を比較して、チェックしてください>

 「最高値持続」:0→0の場合

 「改善」:番号が少なくなった場合

 「維持」:0→0、4→4以外の同じ番号続いた場合

 「悪化」:番号が大きくなった場合

 「最低値持続」:4→4の場合


 *電子システムでは自動判定してくれます




手順3:ケア実施の記入法

アウトカム評価の目的はケアの質改善

→2時点の間に「アウトカムを高めるケア項目」の欄に自分達が実施したケア項目にチェックを記入


欄に設定されていないケア実施については、その他(   )に記入する


*詳しくは「包括的BPSDケアシステム®の手引書」参照

本システムはAMED課題番号JP19dk027033の支援を受けて作成





  ◆ AMED研究成果に対する考察(PDF) 




包括的BPSDケアシステム®に関する業績・学会発表

・内田陽子、包括的BPSDケアシステムの開発、認知症ケア研究誌2:17-26,2018

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdcr/2/0/2_17/_pdf/-char/ja

・内田陽子、岩崎彩華、小山晶子、清水みどり、河端裕美、髙橋陽子、病院における認知症ケアのアウトカム評価票の検討、認知症ケア研究誌、2126-132, 2018. ISSN2433-4995

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jdcr/2/0/2_126/_pdf/-char/ja

・岩崎彩華、内田陽子、清水みどり、河端裕美、髙橋陽子、小山晶子、DST巡回対象者のケアのアウトカム評価、日本認知症ケア学会誌、第19回日本認知症ケア学会大会、17(1)、2018.298

・松井彩花、内田陽子、井上裕美子、佐々木菜生、清水みどり、河端裕美、小山晶子、髙橋陽子、高齢入院患者のせん妄、BPSDQOLの変化とその関連性ー入院前から入院後5週間を追った横断的研究、日本エンドオブライフケア学会、第3回学術集会、2019p91

・内田陽子、瀧澤清美、包括的BPSDケアシステムの開発、日本エンドオブライフケア学会、第3回学術集会、2019p141















 





 






 
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